テレワークプラットフォーム「CACHATTO®」(以下、CACHATTO)を開発・提供するe-Janネットワークス株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:坂本史郎 / 以下、e-Janネットワークス)は、中央官庁や地方公共団体、政府系機関等を対象に、閉域接続で利用できるリモートアクセスサービス「CACHATTOリモートデスクトップ for Government」(カチャット リモートデスクトップ フォー ガバメント)の提供を開始します。
CACHATTOリモートデスクトップ for Government(以下、CRDG)は、各キャリアが提供する閉域接続サービスを介して、外部の専用端末から庁内のLGWAN(統合行政ネットワーク)接続系ネットワーク上のPCへの安全なリモートデスクトップ接続を提供し、自治体のテレワーク推進を支援するサービスです。
地方公共団体においては、総務省の示す自治体情報システム強靭性向上モデルに基づき、LGWAN接続系ネットワークはインターネット接続系ネットワークとは分離されており、LGWAN接続系ネットワークに接続されたPCへの外部インターネットからのアクセスは原則禁止されています。
CRDGは、庁内のLGWAN接続系ネットワークに専用サーバー(CACHATTOリモートデスクトップ for Governmentサーバー)を導入し、外部のアクセス端末には専用のセキュアブラウザをインストールして使用します。利用者はユーザー認証後に庁内の接続先PCへの高画質な画面転送によるリモートデスクトップ接続ができ、さらにセキュアブラウザの機能により、外部アクセス端末には閲覧した業務データを一切保存させず、データの持ち出しも禁止されています。また、外部アクセス端末の端末個体認証や、Active Directoryとの認証連携機能、ワンタイムパスワード機能など、複数の認証機能を組み合わせて安全に利用することが可能です。
CRDGは、通信事業者等が提供する閉域接続サービスと組み合わせて利用することで、外部のアクセス端末を直接インターネットには接続せず、画面転送による庁内PCへのセキュアなリモートデスクトップを簡単に利用することが可能です。また、登録ユーザー数に上限を設けない同時接続数ライセンス価格のため、全登録ユーザー数に対して日常の利用ユーザー数が少ない運用形態において、過剰なコストを必要としません。
CACHATTOは、2020年7月時点で1,300社65万人を超えるユーザーが利用する法人向けリモートアクセスサービスです。スマートデバイスやPCなどのマルチデバイスに対応し、データを端末に残さないセキュリティを一貫して実現。リモートアクセスを統合的に認証・制御できるテレワークプラットフォームとして、企業・官公庁での採用が進んでおり、「スマートデバイス用リモートアクセスツール」市場および「セキュア・ゲートウェイ/ブラウザ」市場においてトップシェアを占めています。
製品サイト:https://www.cachatto.jp/
e-Janネットワークス株式会社は、2000年3月に設立以来、『テレワークにセキュリティを』を標榜し、テレワークプラットフォーム CACHATTOおよび関連製品の企画・開発・販売・運営を中心として事業を展開しております。
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