リモートアクセスサービス「CACHATTO」および「CACHATTO SecureContainer」を提供するe-Janネットワークス株式会社は、近年市場が成長を続けている仮想デスクトップ(VDIおよびDaaS)の利用実態を把握するため、導入にあたり製品情報収集から決定に関与する300名を対象に、導入経緯から利用実態を明らかにする「仮想デスクトップに関する実態調査」を実施したことを発表します。これにより、仮想デスクトップの高いセキュリティや一元管理への満足度はあるものの、40%がネットワーク環境に依存する操作性が悪いことに、30%がランニングコストに課題感を持つことなどが明らかになりました。
企業ではハイブリッドワークなどのワークスタイルの多様化やDX推進に向けた業務環境の整備を進める中で、リモートワークにおいてPCを社外に持ち出すことによる紛失・盗難・情報漏洩リスクや、PCの管理工数の増大が課題となっており、その対策のひとつとして仮想デスクトップ(VDIおよびDaaS)があげられています。仮想デスクトップでは、クライアント端末に情報を残さないことでセキュリティリスクを抑えることができ、仮想環境下でクライアントの一元管理ができることがメリットといわれています。リモートアクセスサービス「CACHATTO」を20年来提供している当社は、市場に知見のある会社として、近年拡大している仮想デスクトップ市場において、その利用企業が抱えている課題を明らかにするために、従業員規模100名以上の企業において仮想デスクトップ選定・導入に関与した300名に対し、インターネットでアンケートを実施しました。
今回の調査の結果、仮想デスクトップの導入のきっかけは、「セキュリティ強化」「外出時の利便性向上」「運用工数の削減」の3点が主であり、選定時の重視項目も同様のものが反映されていました。しかしながら、導入後の不満として40%が「ネットワーク環境やアクセス集中時の操作性への影響が大きく、当初期待した利便性向上に相反している」、30%強が「サーバー増強やライセンス管理、アップデートなどの運用に『手間』と『コスト』がかかっており、期待通りの工数削減につながっていない」と回答しました。ここから、仮想デスクトップはセキュリティ面では満足度はあるものの、導入のきっかけとなった残り2点「利便性向上」と「運用工数削減」は期待通りになっていないということが明らかになりました。
今後ますます労働力確保や効率化を目的としたDX化が進む中、利便性を向上し、運用工数の負荷やコストを低減でき、高水準なセキュリティを維持できるソリューションが求められます。こうした仮想デスクトップの課題と調査レポートの結果を踏まえ、高水準なセキュリティと低コストを両立する快適なリモートアクセス環境を実現する方法を以下のセミナーでご紹介します。
2022年11月時点で国内1,500社80万人を超えるユーザーが利用する法人向けリモートアクセスサービスです。「端末にデータを残さない」という特長により、金融業界や自治体・官公庁などの業種でも、テレワークにおけるセキュリティリスクを最小限に抑えられることが決め手となり、「スマートデバイス用リモートアクセスツール」市場および「セキュア・ゲートウェイ/ブラウザ」市場において11年連続トップシェアを占めています。
製品サイト:https://www.cachatto.jp/
仮想デスクトップの代替として、高水準なセキュリティを維持しながらも利便性を向上し、運用工数の負荷やコストを低減できるサービスです。Windows PC上に隔離・暗号化された業務領域(セキュアコンテナ領域)を生成し、その領域にてアプリケーションを利用することでセキュアなリモートアクセスを実現します。また、業務領域に保存されたデータは終了時に削除されます。
製品サイト:https://www.cachatto.jp/csc/
e-Janネットワークス株式会社は、2000年3月に設立以来、「テレワークにセキュリティを」を標榜し、テレワークソリューションであるCACHATTOをはじめとした関連製品の企画・開発・販売・運営を中心として事業を展開しています。
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