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テレワークでも一体感が持てる!雑談用チャットルーム SmallTalk

新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに、多くの企業でオフィスワークからテレワークが主軸になりました。 通勤時間の減少や家庭との両立といったいい側面もある一方で、同僚や上司との会話が減り、チームや企業への帰属意識が薄れるなどの懸念も広がりつつあります。そうした中、テレワークによって損なわれた雑談の場をどのように設けるかとお悩みのかたもいらっしゃるのではないでしょうか。

私たちe-Janネットワークスは2020年4月の緊急事態宣言を機に、全社的なテレワークに移行し、テレワークの状況下でも雑談を生むために様々な取り組みをしてきました。今回はその取り組みの一つ、雑談用チャットルーム「SmallTalk(スモールトーク)」について、施策の背景や運用方法を総務グループのSさんにお話を伺いました。

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■SmallTalkについて
雑談用チャットルーム SmallTalkとは、弊社のメインコミュニケーションツール上に作った雑談専用のチャットルームです。昨年の8月に運用を開始し、現在も続けています。

全社員を対象としたチャットルームで、業務とは直接関係のない話題が話せる場として設定しました。紅葉等の季節ネタや、社内イベント・勉強会の案内、また、それぞれの社員の食事からネイルデザインまで、多岐にわたる話題が投稿されています。


■ SmallTalkの導入のきっかけ
全社的なテレワークに移行する以前、ある社員から、3分間スピーチの話題について、感想を伝えあったり、議論しあいたいという要望がありました。当時は社員100人との雑談は難しいと判断し、一度この要望は見送りになりました。しかしこのコロナ禍において、もう一度その要望があり、再検討することになりました。

私たちは、CrossCom(クロスコム)という弊社独自の日報システムも雑談のツールとして活用しています.ただし、これは任意の相手に対してのメンション機能を利用するので、特定の人物とのメッセージのやり取りには向いているのですが、不特定多数と話題をシェアして話をするには不向きでした。

そこで、他社や高知テクニカルセンターのテレワークでの雑談の事例を参考にして開設したのが、雑談チャットルーム SmallTalk でした。


■運用の工夫
参加のスタンスを社員が自由に選択できるようにしました。雑談したい人は雑談する、その雑談を見たいだけの人は見ることができる、仕事に集中したい人はそのチャットルームの通知をOFFにすることができます。また、内容は、業務に直結しないような話題や日々思いついたこと投稿してもらうことを目指しました。

私個人としては、折角作ったからには生きた場にしたい思いが強くあり、どうすればいいかと考えたときに、楽しければ人は集まるだろうと。笑

最初は投稿へのリアクションは少なく、皆が楽しんでいるのか、本当に投稿が見られているのだろうかと寂しかったのですが、後で個人的に感想を伝えてくれた人達がいたことで、リアクションはしないけど、見て楽しんでくれている人が沢山いるのだと気が付きました。それからは、リアクションを気にせず、盛り上げることを意識しました。


■SmallTalkの効果
投稿やリアクションは少ないものの、意外と見ている人が多いと実感しています。ここでしか話されていない話題が、日報の記載項目の一つである「グッドニュース」のトピックになっていたり、困りごとがあったらすぐに反応をくれる優しい社員もいます。

業務以外の交流の場としてSmallTalkを提供したことで、業務の間の息抜きやコミュニケーションがチャット上でできている。テレワークでそれぞれの場所で働いていても、共通の雑談の場があることで、この場に参加している人にとっては、一体感を持てる場になっているかなと思います。


■今後の展望
今は日本語での投稿やコミュニケーションがメインになっているので、外国人社員を巻き込みにくい状況にあります。写真をメインに投稿してもらうような企画を立てたりして、言語の壁をなくしたいですね。

今後は、私の手を離れて、それぞれの社員が活発に投稿してくれるようになるのが目標です。


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テキストでの雑談の場が設けられることで、
社員同士のつながりを感じたり、息抜きのきっかけになると、
参加者の私自身も強く実感しています。

雑談の場の設計でお悩みのみなさまはぜひ、参考になさってください!


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