コロナ禍 新入社員のホンネ!~入社後1年間を振り返って~(前編)
弊社では、新型コロナウイルスの感染拡大が懸念され始めた昨年2月から徐々にテレワークを拡大し、昨年4月の1回目の緊急事態宣言時には全社的にテレワーク中心の働き方に移行しました。
現在でも日々9割の社員がテレワーク(在宅勤務)をしています。
折しもその2月から4月というタイミングは、新入社員受け入れのタイミングでもありました。弊社では、従業員の安全を第一に考え、勤続年数に関わらず、基本的には全従業員テレワークを実施する方針としています。
つまり、4月入社の新入社員たちは新社会人になって早々、テレワークすることとなったのです。そんな稀有な経験をすることになった2020年4月入社の従業員たちにこの1年を振り返ってもらいました。
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(今回インタビュー答えてくれた人)
マーケティング部門所属のAさん
インフラ管理部門所属のBさん
品質保証部門所属のCさん
──今日はコロナ禍に新社会人になりe-Janネットワークスに入社した皆さんに、この1年を振り返って率直な気持ちを教えてもらいたいなと思います。まず、入社早々のテレワークになりましたが、どんな気持ちでしたか?
A:正直に言うと「やったー!」という気持ちでした(笑)。
通勤しなくていいので満員電車に乗らなくて済みますし、そのために早起きしなくていいですし!
B:私もうれしい気持ちの方が大きかったですね。でも入社一日目がテレワーク準備、二日目から早速テレワークという展開はさすがに面くらいました(笑)。新入社員だけど、そんなすぐにテレワークしていいの?!って。
C:私は2人とは違って戸惑う気持ちの方が大きかったです。漠然と社会人になったら電車に揺られて通勤して、オフィスで働いて…というイメージがあり、それに憧れていた部分もあったので、イメージとは違う社会人生活に慣れるのに少し時間がかかりました。まあ、何度か出社したら電車通勤にも飽きましたし、今ではテレワークでよかったと思っています(笑)。
──テレワークでの新生活スタートについては、それぞれ違う気持ちだったのですね。そんな中、テレワークでの教育や業務の説明などはどのように行われましたか?何か困ったりしましたか?
C:私は実務に入る前の数か月間、研修プログラムをオンラインで受けていました。一般的なビジネスマナーから、業務にかかわる技術的なことまで、しっかり研修に時間をとっていただけたので、安心して実務に入れました。
B:私も最初はビジネスマナー研修などを受けましたが、徐々にOJT(On-the-Job Training)に移っていきました。OJTに移行した当初は、質問したいことがあってもなかなか先輩に声をかけられず、困ったこともありました。先輩は今忙しいかな?質問しても良い状況なのかな?と躊躇したり。現在はツールを活用することで、質問や相談のタイミングに悩むことは少なくなりました!
A: 私もお二人と同じように研修を受けたあと、しばらくはマーケティング関連の書籍を読んだりと自習する時間が多かったです。でもそれだけだと時間が余りますし、自習だけでなく業務をしたい!と思ったので、勇気を出して「仕事をください!」と先輩に伝えてみました。そしたら少しずつ実務を一緒に担当させてもらえるようになって、今は色々な仕事を任せてもらっています。テレワークだとお互い何をやっているのか、どんな気持ちなのかわかりにくいと思うので、自分の状況や気持ちを伝えるのって大事なんだなと思いました。あと仕事を取りに行く積極性も!(笑)。
──先輩社員たちもテレワークでどうやって新入社員を教育していくか、またコミュニケーションをとっていくか、初めてのことで手探りだったのかもしれませんね。先輩社員についても業務についてもよく知らないままテレワークに入ることになったので、コミュニケーションにはやはり悩んだようですね。
B:そうですね。先ほども話に出たのですが、最初のころは先輩への声かけに悩むことがありました。もう少し定期的に先輩の方からコミュニケーションをとってもらえていたらな、というのがホンネです(笑)ツールを使いこなし始めてからは、コミュニケーションをとりやすくなりました。私の部署で使用しているツールでは、先輩が声をかけても問題ない時と、集中しているから声をかけてほしくない時とが、パッと見て分かるようになっています。それを使うことにより、声をかけるタイミングに悩むことが減りました!
C:私も最初のころはテキストでのコミュニケーションに戸惑いました。顔が見えないし、その人の人柄も当初は分からなかったので、微妙なニュアンスが分からなくて…。
A:私は逆にテキストベースのやり取りでよかったと思いました。チャットなら先輩は自身の都合のいい時に確認して返信してくれますし、こちらはあまりタイミングを考えなくてよかったので、いろいろ質問しやすかったですよ。
──コミュニケーションの方法や考え方もそれぞれ違ったのですね。先輩以外の社員とのコミュニケーションはどうでしょう?自部署以外の社員と会話する機会はありますか?
C:業務で関わらない人と会話する機会はほとんどないですが、TMC(全社からランダムで集められた6人がオンラインで雑談する取り組み)で顔を合わせて雑談する機会がありますよね。TMC が皆さんのことを知れるいい機会になっていますし、逆に自分のことを知ってもらう機会にもなっていると思います。
B:そうですね。チャット上の文字だけでやり取りしているとその人の人柄がよくわからないのですが、TMCの場で初めてお顔を見て実際にお話しして、ギャップを感じることもあります。この人チャットだとあんなに真面目な口調なのに、実はこんな面白い人だったんだって(笑)
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同じ時期に入社した3人ですが、入社当初のテレワークへの感じ方はそれぞれ異なっていたようです。
そうした違いがどういったところから来たのかも含めて、次回は、彼らの現在の働き方とその課題についてお届けします!
折しもその2月から4月というタイミングは、新入社員受け入れのタイミングでもありました。弊社では、従業員の安全を第一に考え、勤続年数に関わらず、基本的には全従業員テレワークを実施する方針としています。
つまり、4月入社の新入社員たちは新社会人になって早々、テレワークすることとなったのです。そんな稀有な経験をすることになった2020年4月入社の従業員たちにこの1年を振り返ってもらいました。
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(今回インタビュー答えてくれた人)
マーケティング部門所属のAさん
インフラ管理部門所属のBさん
品質保証部門所属のCさん
──今日はコロナ禍に新社会人になりe-Janネットワークスに入社した皆さんに、この1年を振り返って率直な気持ちを教えてもらいたいなと思います。まず、入社早々のテレワークになりましたが、どんな気持ちでしたか?
A:正直に言うと「やったー!」という気持ちでした(笑)。
通勤しなくていいので満員電車に乗らなくて済みますし、そのために早起きしなくていいですし!
B:私もうれしい気持ちの方が大きかったですね。でも入社一日目がテレワーク準備、二日目から早速テレワークという展開はさすがに面くらいました(笑)。新入社員だけど、そんなすぐにテレワークしていいの?!って。
C:私は2人とは違って戸惑う気持ちの方が大きかったです。漠然と社会人になったら電車に揺られて通勤して、オフィスで働いて…というイメージがあり、それに憧れていた部分もあったので、イメージとは違う社会人生活に慣れるのに少し時間がかかりました。まあ、何度か出社したら電車通勤にも飽きましたし、今ではテレワークでよかったと思っています(笑)。
──テレワークでの新生活スタートについては、それぞれ違う気持ちだったのですね。そんな中、テレワークでの教育や業務の説明などはどのように行われましたか?何か困ったりしましたか?
C:私は実務に入る前の数か月間、研修プログラムをオンラインで受けていました。一般的なビジネスマナーから、業務にかかわる技術的なことまで、しっかり研修に時間をとっていただけたので、安心して実務に入れました。
B:私も最初はビジネスマナー研修などを受けましたが、徐々にOJT(On-the-Job Training)に移っていきました。OJTに移行した当初は、質問したいことがあってもなかなか先輩に声をかけられず、困ったこともありました。先輩は今忙しいかな?質問しても良い状況なのかな?と躊躇したり。現在はツールを活用することで、質問や相談のタイミングに悩むことは少なくなりました!
A: 私もお二人と同じように研修を受けたあと、しばらくはマーケティング関連の書籍を読んだりと自習する時間が多かったです。でもそれだけだと時間が余りますし、自習だけでなく業務をしたい!と思ったので、勇気を出して「仕事をください!」と先輩に伝えてみました。そしたら少しずつ実務を一緒に担当させてもらえるようになって、今は色々な仕事を任せてもらっています。テレワークだとお互い何をやっているのか、どんな気持ちなのかわかりにくいと思うので、自分の状況や気持ちを伝えるのって大事なんだなと思いました。あと仕事を取りに行く積極性も!(笑)。
──先輩社員たちもテレワークでどうやって新入社員を教育していくか、またコミュニケーションをとっていくか、初めてのことで手探りだったのかもしれませんね。先輩社員についても業務についてもよく知らないままテレワークに入ることになったので、コミュニケーションにはやはり悩んだようですね。
B:そうですね。先ほども話に出たのですが、最初のころは先輩への声かけに悩むことがありました。もう少し定期的に先輩の方からコミュニケーションをとってもらえていたらな、というのがホンネです(笑)ツールを使いこなし始めてからは、コミュニケーションをとりやすくなりました。私の部署で使用しているツールでは、先輩が声をかけても問題ない時と、集中しているから声をかけてほしくない時とが、パッと見て分かるようになっています。それを使うことにより、声をかけるタイミングに悩むことが減りました!
C:私も最初のころはテキストでのコミュニケーションに戸惑いました。顔が見えないし、その人の人柄も当初は分からなかったので、微妙なニュアンスが分からなくて…。
A:私は逆にテキストベースのやり取りでよかったと思いました。チャットなら先輩は自身の都合のいい時に確認して返信してくれますし、こちらはあまりタイミングを考えなくてよかったので、いろいろ質問しやすかったですよ。
──コミュニケーションの方法や考え方もそれぞれ違ったのですね。先輩以外の社員とのコミュニケーションはどうでしょう?自部署以外の社員と会話する機会はありますか?
C:業務で関わらない人と会話する機会はほとんどないですが、TMC(全社からランダムで集められた6人がオンラインで雑談する取り組み)で顔を合わせて雑談する機会がありますよね。TMC が皆さんのことを知れるいい機会になっていますし、逆に自分のことを知ってもらう機会にもなっていると思います。
B:そうですね。チャット上の文字だけでやり取りしているとその人の人柄がよくわからないのですが、TMCの場で初めてお顔を見て実際にお話しして、ギャップを感じることもあります。この人チャットだとあんなに真面目な口調なのに、実はこんな面白い人だったんだって(笑)
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同じ時期に入社した3人ですが、入社当初のテレワークへの感じ方はそれぞれ異なっていたようです。
そうした違いがどういったところから来たのかも含めて、次回は、彼らの現在の働き方とその課題についてお届けします!