オンラインでも一体感のある社内イベントはできる!~オンライン表彰式の裏側~ 後編
1年に1度開催している、社内表彰制度の『「これe-Jan!」アワード』。今年は、全社的にテレワークが中心となり互いの業務が見えづらくなっている中で、いかに一体感を出せるかをテーマに企画チームはアイデアを練りました。 後編では、初のアワード参加で当日司会を務めたチームメンバーから、e-Janアワードの様子や思いをお伝えします。
前編はこちら
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表彰式当日、司会を務める私は会議室のソファに座り、台本を見直していました。あと30分で開式。緊張して隙さえあれば水を飲んでいました。まだ喋っていないのに喉が渇いてしまって・・・。この日はずっと手汗が止まらず式が終わる頃には台本はふにゃふにゃに湿っていました。
司会の席に座り、遠隔でサポートする企画チームも交えての最終チェックが行われます。スライドのチェック、BGMが流れるか等、表彰式を盛り上げるために大切な演出をひとつひとつ確認します。最終チェックに差し掛かった頃、流れているはずの音楽が鳴らないことに気が付き、急いで修正を試みます。なんとかスライドを調整できたので、そのままバタバタと開式へ。
台本通りに話し始めますが、鳴るはずの音楽が流れません。次のスライドをクリックすると、なんとここで音楽が。同じく司会を務める先輩と顔を見合わせると笑っていて、画面に映る皆さんもにこやかにこちらを見ていて、ふと肩の力が抜け、落ち着いて話始めることができました。
今回の表彰式では、プレゼンテーションをしている画面に参加者のコメントを流すComment Screenを活用しました。参加者が表彰式中に自由にコメントを流したり、外国籍社員向けに英語のテロップも随所で流しました。イベントの間、社員のみなさんの音声はミュートですが、Comment Screen上ではたくさんのお祝いのメッセージが飛び交い、とても賑やかな雰囲気になりました。
また、主催者が手配したお食事と参加者が選べるドリンクが配達されるnonpi-foodboxも利用しました。食事はコミュニケーションのきっかけになり、離れていても同じものを同じタイミングで食べることで共通の話題が生まれ、つながりが感じられるのでは、という企画チームの意見から決定したサービスで、ほとんどの社員からオーダーがあり、当日も皆さん食事をしながら表彰式に参加してくださいました。
いよいよ表彰式で受賞者を発表していきます。
事前に提出いただいたエントリーシートを読んでいる時、昨年1年間で世の中の働き方が変わったこと、そこにマッチしたe-Janは壮絶な1年を過ごしていたことが、読むほどに想像が膨らんでいました。司会者として受賞者の名前をお呼びするとき、そのエントリーシートが思い出されました。
受賞者の皆さんがスピーチをしている時の笑顔から、受賞を喜んでくださっていることが伝わってきて心底嬉しく感じました。インドの現地法人のメンバーが開発した案件が受賞した際には、当社社長の坂本から受賞した製品の受注が決まったとの報告があり、国境を超えて一緒に喜び讃え合いました。
表彰式の後、当社社長の坂本がスピーチで言葉に詰まった際、その壮絶だった時期を経験していない私でも胸が熱くなりました。この1年間どれほどに壮絶だったのか、部署や国を超えて、ひとつになって乗り越えてきた想いが伝わってきたように感じました。この一体感を感じたのは、私だけではないはずです。「オンラインだからできない」ことはなく、働く場所と環境は変化しても、同じ目的や目標に向かって団結すること、同じ想いを共有して一体感を感じることができるのでした。
実は、私自身はアワードの参加は今回が初めてです。私が入社したときには、すでに全社的なテレワークが開始されていたので、e-Janのイベントというものを経験したことがありません。だからこそ、このアワードを成功させたいという気持ちがありました。同じようにコロナ禍で入社し、全社での懇親会を体験したことがない人やまだ直接会ったことがない人がいる中でも、e-Janの一員として一緒に盛り上がり、お互いを知り合う機会にしたいと思っていました。
大変な作業はいくつもありましたが、全体を通して本当に楽しかった!というのが、私の思いです。表彰式の終了後、司会についても式そのものについてもお褒めの言葉を沢山いただきました。数々のフォローがあったからこそ出来たことですが、それでもこんなにお褒めの言葉をいただけることに感動し、感謝の想いでいっぱいになりました。
日常業務では、顔を見ながら仕事をする機会は減っています。私自身、2月に入社してからまだお会いしたことのない方も多くいらっしゃいますし、そういう環境はこれから当たり前になるかもしれません。ですが、今回のアワードをきっかけに、離れていても同じ目標に向かい頑張っているe-Janの皆さんがいることが目に見えてわかりました。
企画チームは来年更に良いアワードにするために、また、新たなことに挑戦していきます!
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