都内から郊外へ引っ越し!テレワーク移住のメリット [e-Janのテレワーク移住1]
会社がテレワークを導入した事をきっかけに、「移住」を考え始めた方や、実際に引っ越しを決行した方も多いのではないでしょうか。在宅を主軸とした働き方に移行した当社にもそうして移住や引っ越しをした社員がいます。今回は、都内から郊外へ移住した社員に、テレワーク移住を考えたきっかけやメリットなどの感想について話を聞きました。
■テレワーク移住を考えたきっかけ
私はe-Janが完全在宅に移行したのをきっかけに、間もなく都内から神奈川県の海沿いの街に移住しました。
テレワーク導入前であれば、居住地を決める基準としてまず条件に挙がるのが「会社へのアスセスの良さ」だったのではないでしょうか。実際我々会社員は会社への通勤を前提に住む場所を決めるのが当たり前だったのではないかと思います。しかし、テレワーク中心の生活になると、この前提条件が崩れます。会社への通勤時間の短さの重要性は下がり、代わりにテレワークを実施しやすい環境として、家の広さなどが重要になってきます。働き方が変われば、家を選ぶ条件も一変するのです。
私は4年前に新卒でe-Janに就職した際、電車一本で通勤できるアクセスの良い東京23区内のマンションを住む場所として選びました。会社への通勤の負担を減らすべく混雑度もできるだけ低そうな路線を事前に調べて選んだこともあり、通勤のストレスは都内にしては抑えられたのではないかと思います。しかし一方で、元々緑が豊かな土地で育った自分にとっては東京の空気はどうしても息苦しく感じてしまう面もありました。車を持っていた事もあり、毎週末のように新鮮な空気を求めて海や山にドライブに出かけていたのを思い出します。
そんな中で会社の仕事が完全在宅になった2020年。アクセスの良さから「仕方ない」と諦めていた部屋の狭さも、そのメリットを活かせないまま一日中そこで過ごすようになると、一層手狭に感じるようになりました。狭い物件でテレワークを実施するデメリットの一つとして、気持ちの切り替えがし辛いという点があります。従来は「通勤」という気持ちの切り替えを挟んでオンとオフを切り替えていたところが、一部屋に生活と仕事をまとめてしまうと「起きた瞬間から職場」という状況になります。正直、かなり辛い気持ちになりました。言ってしまえば、365日会社に寝泊まりするようなものです。
そこである日ふと早起きをしてガラガラの駅前を散歩していた朝に、建築中のデザイナーズマンションが目に入りました。こういった広くて綺麗な物件であれば生活が上向きになるのではないかと、すかさずスマホで検索。家賃を見てみると、高い。面積を見てみると、そこまで広くもない。こんなものかとサイトを閉じようと思った時、「もし通勤を考慮しないでも良いなら……?」と、同じ条件で検索エリアだけ変更してみたのです。そこには理想の家がありました。
部屋は広くておしゃれで、仕事とプライベートの切り分けができ、都内では喉から手が出るほど渇望していた自然が目と鼻の先にある海沿いの街の家でした。すぐさま内覧予約をし、週末に実物を見て即決。引っ越しを決意したのです。
■テレワーク移住をしてみた感想
引っ越した直後は、とにかく毎晩安眠できたのをよく覚えています。都会の喧騒から離れて海沿いの閑静な住宅街で過ごす夜は睡眠の質に大きく貢献してくれました。
仕事に関しても、ゆとりのある間取りのお陰で環境が改善しました。普段は2階のリビングでリラックスしながら仕事をしており、日当たりが良いため外出が制限されている生活の中でも陽の光を浴びられるため閉塞感が軽減されます。またキッチン直結のため、作業中に飲み物が欲しくなった時の調達も短距離でスムーズ。ウォーターサーバーも導入し、通勤していたオフィスと同様にこまめな水分補給もできるようにしました。また1階には趣味部屋を兼ねた本格的な電動昇降式のPCデスクを構築し、マルチモニターを使ったヘビーな作業にそちらの部屋に移動して実施しています。
オンとオフの切り替えという意味では、海が近いことで気分をリフレッシュしやすくなりました。家から10分で海岸に出られるので、発想に行き詰まった時などは波の音を聞きながら散歩することで気軽に気分転換できています。昼休憩の時間内でランチがてら海まで出ることもできるので、仕事の合間にリフレッシュを挟むハードルはぐっと下がりました。
----------------------------
テレワークに移行した際、景色の変わらない毎日に閉塞感を感じてしまった人も多いと思います。実際「通勤」という行為は実際に行っていた当時は満員電車の辛さや所要時間などのデメリットばかり目についていたものの、振り返ってみれば家と会社の移動で気持ちを切り替えたり、毎日少しずつ変わっていく景色を見たり、会社帰りに開拓するグルメを一日の楽しみにしていたりと、生活の大事な一部分を担っていた事を改めて感じます。そういったテレワークで失った人間らしい生活の一部分を補うという意味でも、テレワークに適した家に引っ越すというのは大きな効果があると言えるのではないでしょうか。
■関連記事
・東京で働く必要はない!? テレワークが可能にする新しい働き方
■テレワーク移住を考えたきっかけ
私はe-Janが完全在宅に移行したのをきっかけに、間もなく都内から神奈川県の海沿いの街に移住しました。
テレワーク導入前であれば、居住地を決める基準としてまず条件に挙がるのが「会社へのアスセスの良さ」だったのではないでしょうか。実際我々会社員は会社への通勤を前提に住む場所を決めるのが当たり前だったのではないかと思います。しかし、テレワーク中心の生活になると、この前提条件が崩れます。会社への通勤時間の短さの重要性は下がり、代わりにテレワークを実施しやすい環境として、家の広さなどが重要になってきます。働き方が変われば、家を選ぶ条件も一変するのです。
私は4年前に新卒でe-Janに就職した際、電車一本で通勤できるアクセスの良い東京23区内のマンションを住む場所として選びました。会社への通勤の負担を減らすべく混雑度もできるだけ低そうな路線を事前に調べて選んだこともあり、通勤のストレスは都内にしては抑えられたのではないかと思います。しかし一方で、元々緑が豊かな土地で育った自分にとっては東京の空気はどうしても息苦しく感じてしまう面もありました。車を持っていた事もあり、毎週末のように新鮮な空気を求めて海や山にドライブに出かけていたのを思い出します。
そんな中で会社の仕事が完全在宅になった2020年。アクセスの良さから「仕方ない」と諦めていた部屋の狭さも、そのメリットを活かせないまま一日中そこで過ごすようになると、一層手狭に感じるようになりました。狭い物件でテレワークを実施するデメリットの一つとして、気持ちの切り替えがし辛いという点があります。従来は「通勤」という気持ちの切り替えを挟んでオンとオフを切り替えていたところが、一部屋に生活と仕事をまとめてしまうと「起きた瞬間から職場」という状況になります。正直、かなり辛い気持ちになりました。言ってしまえば、365日会社に寝泊まりするようなものです。
そこである日ふと早起きをしてガラガラの駅前を散歩していた朝に、建築中のデザイナーズマンションが目に入りました。こういった広くて綺麗な物件であれば生活が上向きになるのではないかと、すかさずスマホで検索。家賃を見てみると、高い。面積を見てみると、そこまで広くもない。こんなものかとサイトを閉じようと思った時、「もし通勤を考慮しないでも良いなら……?」と、同じ条件で検索エリアだけ変更してみたのです。そこには理想の家がありました。
部屋は広くておしゃれで、仕事とプライベートの切り分けができ、都内では喉から手が出るほど渇望していた自然が目と鼻の先にある海沿いの街の家でした。すぐさま内覧予約をし、週末に実物を見て即決。引っ越しを決意したのです。
■テレワーク移住をしてみた感想
引っ越した直後は、とにかく毎晩安眠できたのをよく覚えています。都会の喧騒から離れて海沿いの閑静な住宅街で過ごす夜は睡眠の質に大きく貢献してくれました。
仕事に関しても、ゆとりのある間取りのお陰で環境が改善しました。普段は2階のリビングでリラックスしながら仕事をしており、日当たりが良いため外出が制限されている生活の中でも陽の光を浴びられるため閉塞感が軽減されます。またキッチン直結のため、作業中に飲み物が欲しくなった時の調達も短距離でスムーズ。ウォーターサーバーも導入し、通勤していたオフィスと同様にこまめな水分補給もできるようにしました。また1階には趣味部屋を兼ねた本格的な電動昇降式のPCデスクを構築し、マルチモニターを使ったヘビーな作業にそちらの部屋に移動して実施しています。
オンとオフの切り替えという意味では、海が近いことで気分をリフレッシュしやすくなりました。家から10分で海岸に出られるので、発想に行き詰まった時などは波の音を聞きながら散歩することで気軽に気分転換できています。昼休憩の時間内でランチがてら海まで出ることもできるので、仕事の合間にリフレッシュを挟むハードルはぐっと下がりました。
----------------------------
テレワークに移行した際、景色の変わらない毎日に閉塞感を感じてしまった人も多いと思います。実際「通勤」という行為は実際に行っていた当時は満員電車の辛さや所要時間などのデメリットばかり目についていたものの、振り返ってみれば家と会社の移動で気持ちを切り替えたり、毎日少しずつ変わっていく景色を見たり、会社帰りに開拓するグルメを一日の楽しみにしていたりと、生活の大事な一部分を担っていた事を改めて感じます。そういったテレワークで失った人間らしい生活の一部分を補うという意味でも、テレワークに適した家に引っ越すというのは大きな効果があると言えるのではないでしょうか。
■関連記事
・東京で働く必要はない!? テレワークが可能にする新しい働き方