自社製品を自分の子供のように育てていくための取り組み
当社には、「自社製品を自分の子供のように育てる」という考え方があります。
当社の製品「CACHATTO(カチャット)」は、様々な端末からクラウド/オンプレミスへリモートアクセスし、セキュアな業務環境を提供するプラットフォームです。
そのため、全社的に自社製品を使ってハイブリッドワークをしており、改善点を見つけてフィードバックをする機会や、自社製品の良さを感じる機会が多くあります。
今年の2月末に、フレキシブルオフィスであるWeWorkへ移転したことをきっかけに、リモートアクセス製品を旧来のものから「CACHATTO SecureContainer」へ大規模な移行を実施しました。
今回は、その経緯や方法を社内情報システム担当者へのインタビュー形式で紹介します。
■オフィス移転に伴うリモートアクセス製品への大規模な移行には、どのような背景があったのでしょうか。
移転前は、主に「CACHATTO リモートデスクトップ」や「Splashtop for CACHATTO」といった、リモートデスクトップ製品を利用して業務をしていました。
テレワーク時も普段オフィスで業務するPCをリモートで動かせるため、出社している時と比べて大差なく業務ができましたが、その反面、手元で操作するPCとオフィス内に設置してあるPCの2台分必要でした。
そのため、オフィスには人数分のPCを置くスペースを確保していましたが、移転により占有スペースが少なくなり、運用が厳しくなったことや、元々見栄えがあまり良くなかったことから、1台のPCで運用可能な「CACHATTO SecureContainer」への移行を決めました。
■「CACHATTO SecureContainer」を選んだポイントはどこだったのでしょうか。
大きくは、以下の3点です。
①VDI、DaaS、リモートデスクトップどれも不要で、社内でも社外でも同じPC1台で働くことができる
②業務終了時に、業務専用の安全な領域内で保存したデータは削除される
③ローカルリソース/アプリケーションを活用しWeb会議などに快適に業務できる
その他に、VDIにかかるコストを削減できることなどもポイントでした。
■導入してどのような効果がありましたか。
費用面がとても大きいです。
以前からフリーアドレス化に取り組んでおり、その過程で一部VDIを導入していましたが、導入初期のサーバー構築費用が高額であるだけでなく、数年ごとに発生するゲストOS等のランニングコストが嵩んでいました。
今回の移行で、VDIのリプレースが不要になり、費用を大幅に削減することができました。
■その他にどのような効果がありましたか。
PCを置くスペースを撤去することで、PCに不具合があった場合の対応をする工数がなくなったことです。
オフィスに置いてあるPCに不具合があった場合、「番号○○のPCを確認してください」というヘルプのチャットが時々発生しており、その度に社内情報システム担当が出勤、または出社している他のメンバーがPCを確認していました。
現在は、手元のPC1台の運用のためその必要がなくなり、ハイブリッドワークの理想的な状態になりました。
■PCのキッティングやアプリケーションのインストールはどのように進めたのでしょうか。
今回、新規PCを導入するにあたって、手動で70台ほどキッティングをしました。
短期間での移行が必要だったこともあり、一部自動化ツールを使ってキッティングを行いましたが、基本的には各自で実施をお願いしました。
そこで、スムーズに進められるよう、キッティングマニュアルを作成しました。
質問が来ることはありましたが、結果的に対象メンバー全員が期限内に移行することができました。
自動キッティングは手動に比べてミスなく速く実行できるので、現在自動キッティングできるように準備を進めています。
インタビューを実施した私自身は、社内情報システム担当のメンバーではなく、PCキッティング等の経験は殆どない状態でした。
しかし、今回キッティングやアプリケーションのインストールを経て、製品についてのバックグラウンドを理解することができたと同時に、もっとこうなればより良い、という部分を見つけることもできました。
また、改めて日々の社内情報システム担当の活動や支えや 、自社製品を使って柔軟な働き方が実現していることを感じました。
今回ご紹介した製品「CACHATTO SecureContainer」について、自社導入事例を公開しています。
「自社導入事例 リモートデスクトップとVDIの利用を見直し、PC70台のデータレス化を実現」
製品について気になった方は、ぜひこちらもご覧ください。
総務担当
当社の製品「CACHATTO(カチャット)」は、様々な端末からクラウド/オンプレミスへリモートアクセスし、セキュアな業務環境を提供するプラットフォームです。
そのため、全社的に自社製品を使ってハイブリッドワークをしており、改善点を見つけてフィードバックをする機会や、自社製品の良さを感じる機会が多くあります。
今年の2月末に、フレキシブルオフィスであるWeWorkへ移転したことをきっかけに、リモートアクセス製品を旧来のものから「CACHATTO SecureContainer」へ大規模な移行を実施しました。
今回は、その経緯や方法を社内情報システム担当者へのインタビュー形式で紹介します。
■オフィス移転に伴うリモートアクセス製品への大規模な移行には、どのような背景があったのでしょうか。
移転前は、主に「CACHATTO リモートデスクトップ」や「Splashtop for CACHATTO」といった、リモートデスクトップ製品を利用して業務をしていました。
テレワーク時も普段オフィスで業務するPCをリモートで動かせるため、出社している時と比べて大差なく業務ができましたが、その反面、手元で操作するPCとオフィス内に設置してあるPCの2台分必要でした。
そのため、オフィスには人数分のPCを置くスペースを確保していましたが、移転により占有スペースが少なくなり、運用が厳しくなったことや、元々見栄えがあまり良くなかったことから、1台のPCで運用可能な「CACHATTO SecureContainer」への移行を決めました。
■「CACHATTO SecureContainer」を選んだポイントはどこだったのでしょうか。
大きくは、以下の3点です。
①VDI、DaaS、リモートデスクトップどれも不要で、社内でも社外でも同じPC1台で働くことができる
②業務終了時に、業務専用の安全な領域内で保存したデータは削除される
③ローカルリソース/アプリケーションを活用しWeb会議などに快適に業務できる
その他に、VDIにかかるコストを削減できることなどもポイントでした。
■導入してどのような効果がありましたか。
費用面がとても大きいです。
以前からフリーアドレス化に取り組んでおり、その過程で一部VDIを導入していましたが、導入初期のサーバー構築費用が高額であるだけでなく、数年ごとに発生するゲストOS等のランニングコストが嵩んでいました。
今回の移行で、VDIのリプレースが不要になり、費用を大幅に削減することができました。
■その他にどのような効果がありましたか。
PCを置くスペースを撤去することで、PCに不具合があった場合の対応をする工数がなくなったことです。
オフィスに置いてあるPCに不具合があった場合、「番号○○のPCを確認してください」というヘルプのチャットが時々発生しており、その度に社内情報システム担当が出勤、または出社している他のメンバーがPCを確認していました。
現在は、手元のPC1台の運用のためその必要がなくなり、ハイブリッドワークの理想的な状態になりました。
■PCのキッティングやアプリケーションのインストールはどのように進めたのでしょうか。
今回、新規PCを導入するにあたって、手動で70台ほどキッティングをしました。
短期間での移行が必要だったこともあり、一部自動化ツールを使ってキッティングを行いましたが、基本的には各自で実施をお願いしました。
そこで、スムーズに進められるよう、キッティングマニュアルを作成しました。
質問が来ることはありましたが、結果的に対象メンバー全員が期限内に移行することができました。
自動キッティングは手動に比べてミスなく速く実行できるので、現在自動キッティングできるように準備を進めています。
インタビューを実施した私自身は、社内情報システム担当のメンバーではなく、PCキッティング等の経験は殆どない状態でした。
しかし、今回キッティングやアプリケーションのインストールを経て、製品についてのバックグラウンドを理解することができたと同時に、もっとこうなればより良い、という部分を見つけることもできました。
また、改めて日々の社内情報システム担当の活動や支えや 、自社製品を使って柔軟な働き方が実現していることを感じました。
今回ご紹介した製品「CACHATTO SecureContainer」について、自社導入事例を公開しています。
「自社導入事例 リモートデスクトップとVDIの利用を見直し、PC70台のデータレス化を実現」
製品について気になった方は、ぜひこちらもご覧ください。
総務担当